就職活動でリクルートスーツ着たくないよ〜〜!!
何でみんなと同じ格好しなきゃいけないの?!怒
突然ですが就職活動中、こんなことを思ったことはありませんか?
なんで皆同じ格好なんだよ・・・
リクルートスーツ着なきゃダメぇ??
就職活動を始めたら、まず説明会や面接に着ていくためにリクルートスーツを買う人が多いですよね。
「就職活動の格好=リクルートスーツ」と思っている人の方が多いと思います。
派手色なヘアカラーも黒に染め直す。
メイクもナチュラルに徹底して、「就活生」の姿に扮する・・
学校の同級生がリクルートスーツを脱いで、髪を派手色に染め直したら「ああこの人就活終わったんだな・・」と複雑な気持ちになる。
就活生の象徴・・・リクルートスーツ・・・。
筆者はそんなリクルートスーツを、最後まで着ずに就活しました。
ヘアカラーも浮かない程度にそこそこ楽しみながら就活しました。
ここだけは最後まで譲れなかったんです。
芸大生のみならず、学生なら少なからずいるでしょう。
この「リクルートスーツ着たくない!」という悩みを持つ方!
今回はそんな就活生の服装の悩みについて掘り下げていこうと思います。
体験談:リクルートスーツを着なかった筆者が面接官に言われたこと
筆者は最後までリクルートスーツを着ずに就活を行なっていました。
そんな中、とある企業の面接官に言われたことが忘れられないのでご紹介します。
筆者が就職活動でリクルートスーツを着なかった理由
私がリクルートスーツを着たくなかった理由は至って簡単なんです。
「他の大学生と一緒にしないでほしい。あんな没個性的な格好なんて死んでも嫌だ!」
リクルートスーツとそれに合わせた髪型や髪色って、「没個性」の象徴に見えて、嫌だったんです・・
「就職活動はリクルートスーツで」て法律もなければ規則もないですし。
でもネットで就職活動の服装を調べれば、まるで校則のような書き振りで服装ガイドが書かれていたので、ずっと疑問に思っていました。
SNSを見る限り、同じような方ってやっぱりいますよね。
リクルートスーツなんて喪服より着たくない。
一生私服で生活したい。— 秋果 (@risyuu02) May 7, 2021
リクルートスーツを着たくないという1つの個性を潰しておきながら面接では個性を出せと言う。これを矛盾と感じてしまう私はただのワガママなんでしょうか。
— M (@sky_hope1120) April 14, 2021
なので私なりに、TPOを逸脱しない範囲で就職活動を行なっていました。
実際に着ていたスタイルについては、後述します。
とある企業の面接官に言われたことが自信になった
リクルートスーツを着ずに就職活動をしていた私ですが、「本当にこれで良いのだろうか?」と不安になったことも勿論あります。
「企業に落ちる原因は服装にあるのか?」なんて思ったりもしました。
そんなモヤモヤとともに就活していた訳ですが、とある企業の面接に行ったときに、女性の面接官に言われた言葉で自信を持つことができたんです。
私のモヤモヤがスッキリ晴れました。
必ずしも就職活動の服装にルールがあるわけではないんだと思えた瞬間でした。
(ちなみにこの企業はエンタメ系の出版社でした。)
とはいうものの、就活するうえで、押さえるべき服装のポイントがあるんです!
今回は自分の個性を取り入れたい就活生に向けて、就職活動時の服装のポイントについて解説していきたいと思います。
就職活動の服装ポイント①:リクルートスーツに縛られる必要はなし
結論から言うと、就職活動は必ずしもリクルートスーツに縛られる必要はありません。
と言うのは、企業は必ずしもリクルートスーツを着ているかどうかで判断している訳ではないからです。
就職活動では、いろんな観点から企業は評価を行い、採用の合否を決めていきます。
もちろん服装は判断ポイントの一つ。
でもそれは当然のこと。
初めて会って、喋ったこともない人に対して、外見は一番の判断要素になります。
「これから御社で働きたいんです!」という人の身だしなみが整っていなかったら、話を聞く前に「あー・・この人とはあんま働きたくないな」なんて思われても仕方ない。
就職活動の服装というものは、まずは社会人としての大前提のマナー。
最低限失礼のない格好は徹底しましょう。
ただ「それだけで全て評価する」という企業はなかなかありません。
もちろん外見やスタイルが採用の基準になっている企業もありますが、そういった企業を除いては、服装はあくまで判断材料の一つ。
なので「リクルートスーツにした方がいい」とか「髪の色は黒じゃなきゃだめ?」とか・・細かいことに悩んでいるのは勿体ない!!
最低限のマナーを守ることができれば、自分が自分らしく就職活動をできる格好で十分なのです。
就職活動の服装ポイント②:業界によって服装の基準は変わってくる
一つ注意点を挙げるとしたら、業界によって服装の基準が変わってきます。
例えばアパレル(カジュアルファッション)と金融では大きく異なります。
筆者は服が大好きだったので、アパレル業界も受けたことがあります。
エントリーシートに私服姿の前身写真を貼るように指定されました。
面接でも「必ず普段の私服で来て下さい」という指定がありました。
この企業の扱っている商品がカジュアルファッションであり、社員はカジュアルな格好をして、接客や対応を行うため、その人のファッションセンスや雰囲気を確認したいため、このような指定をしてきます。
逆に金融や証券等といった「信用」が大事になってくる業界については、服装に柔軟性を求めない場合があります。
キッチリとした格好で働いてくれる姿を企業はイメージしている場合が多いです。
なので金融や証券の企業に就職したい人は、リクルートスーツの方が無難ですし、サイジングや色選びも慎重に選ぶことが推奨されます。
芸大生に関しては、業界的にスーツを着るよりも私服で仕事をする企業が多いですし、比較的柔軟な格好でも問題ないケースが多いかなと思います。
ただ、企業や職種によって服装の基準はかなり異なります。
アナタが就職したい業界と入社したい企業をしっかり研究したうえで、企業がアナタと一緒に仕事をしているイメージできるような服装選びが大切です。
就職活動の服装ポイント③:髪色は黒にするべき?
筆者が就職活動を行う上で、集団面接やグループワーク試験に臨んだことがあります。
そのときに気づいたことがあります。
全員髪色が黒い・・・
もともと髪色が黒い人もいるってことは分かってるんですけど・・流石に全員黒色だとドン引きしちゃいました・・。
私も最初は髪色を黒染めしてたんですが、全員髪が黒いことに嫌気が差して、髪を茶色に染めました。
服装のみならず、外見要素に関しても、基本的には業界や職種、志望する企業のカラーで判断して柔軟に楽しめば良いと思います。
必ずしも「就職活動=黒」というルールではないですし、第一印象で懸念を持たれるような格好でなければ、節度を守って自由にすれば良いです!
ちなみに髪を茶色にした状態で私は就職活動を終えました。
就職活動の服装ポイント④:私の就職活動の服装(ご参考)
私が就職活動中のスタイルはこんな感じでした。
髪⇨茶髪ショートヘア
アクセサリー⇨なし
スーツ⇨黒のセットアップ(パンツ)
インナー⇨白無地のカットソー
靴⇨黒のパンプス
鞄⇨黒のリクルートバッグ
黒のセットアップはスーツショップで購入したものではなく、コンサバ系のアパレルショップで購入したもの。
《スーツとインナー》
パンツの裾は細くてスキニー感がある、少しカジュアルなセットアップ。
どちらかというとオフィスカジュアル寄りなシルエットです。
そもそもスカートが苦手です。
さらに就職活動対応のパンツスーツは裾が広がっているので、個人的にそのシルエットが苦手なので自分が好きなシルエットのものを選びました。
白いシャツが就職活動の基本と言われていますが、私は首元が窮屈になるのが嫌で、白い無地のシンプルなカットソーを着ていました。
《靴・鞄・アクセ類》
靴や鞄は就職活動でも対応できるようなもの。
書類が入りやすいものの方がストレスを感じないので、利便性重視で、スーツショップで購入しました。
ピアスやイヤリング等のアクセサリーは当時あまり興味がなかったので、付けていませんでした。
さいごに:就職活動の服装にルールなんて存在しない!自己責任で自由にしたまえ
・服装は最低限のマナーを
・企業や業種で服装を見る基準が違う
・必ずリクルートスーツを着る必要はない
・受ける企業を把握し、柔軟に対応しよう
いかがでしたでしょうか。
就職活動の象徴でもある「リクルートスーツ」。
みんな同じ格好で個性がない・・私は同じような格好をしたくない
と思っている方は少なくありません。
冒頭でも話したように、就職活動に規則なんてものはないのです。
「就活サイトのガイドラインに書いてある格好をしないと落とされる」という考えは捨てましょう。
就活サイトに書いてあることが正解とは限らないし、それを守らなかったからといって企業に落とされるとは限らないです。
社会人であれば、アナタの意思と責任で決めて下さい。
自分が就きたい職業や業界、企業に合わせて、自分らしさを出しましょう。
あとは自分が何を優先させたいか、ではないでしょうか?
もしアナタが外見の個性を一番大切にしているのであれば、外見を縛るような業界には就職しない方が良いのではないでしょうか。
就職しても自由な格好で働きたいと思っているのなら、自分が大切にしたいことを守れる企業に就職するかフリーランスで働くことも検討してはいかがでしょうか。
判断するうえで重要なことは「アナタが何を大切にしているか」です!
就職活動を行う上で服装は一つの要素にしか過ぎませんが、そこで悩んでいるのであれば、アナタが何を大切にしているか、何が一番重要か、どうしたいのかを軸にして、決めてみて下さいね。
この記事が参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、有難うございました!