パワハラで心身ともに限界・・でもどこに相談すれば良いかわからない・・どこにSOSを発信すれば良いのだろう・・
そんな悩みを抱えていませんか?
前職でパワハラを受けてきた私も、パワハラの辛さに耐えかねて、SOSを発信したくてたまらない毎日を過ごしてきました。
会社によっては、アナタの状況を察している人がいるかもしれない。
でも、悲しいことに、気づいていても助けてもらえなかったり、もはや気づいてない場合もあります。
私の場合、上司と私しかいない密室でパワハラを受けていたので、どうにも周りに気づいてもらえない状況でした。
過去の上司の言動から、なんとなくパワハラを心配して、声をかけてくれる同僚もいましたが、最終的に相談せずに転職活動をして、会社を辞めました。
(同僚への相談はハイリスクだからです!この理由も後述します)
とはいえ、パワハラを受けている状況を会社に把握してもらい、対処しなければ、現状は変わりません。
そこで今回はパワハラを受けていることを、どこに相談すればいいのか?
ということを解説していきたいと思います!
これってパワハラ・・?相談すべきか迷ったら
自分が受けている叱責や説教・・なんだかパワハラのような気がする・・。
でもパワハラの定義ってなんだろう?
もしかしたら、教育の範疇かもしれないし、私がダメなだけかも・・。
自分が日頃受けている辛い言動、そもそもパワハラなのか?
と悩みますよね・・。
「パワハラかも?」と感じた時点で、上司から受けているその叱責等はパワハラに当たるかもしれませんよ?!
過去の記事でも書きましたが、パワハラはその人がパワハラと受け取った時点でパワハラの可能性があります。
上司の言動に「ちょっとコレは・・」と感じたら、対処する必要があります。
筆者が過去に受けた経験も含めて、パワハラも概要についてはこちらの記事をご覧ください。
慎重に行動を!絶対に相談してはいけないNG例2つ
パワハラが辛くて辛くて・・誰かに相談して楽になりたい・・
と思う方も多いはず。
筆者もそのひとりでした。
でも相談する前に、冷静になって慎重に行動しましょう。
絶対に相談していけないNG例を紹介します!
今から紹介するNG例は、非常にリスクのあることなので、気をつけましょう。
相談してはいけないNG例①:会社の同僚に相談してはいけない
苦楽を共にしてきた会社の同期や同僚・・
少しでも自分の今の状況を打ち明けて楽になりたい・・
その気持ちとっても分かります。
でも絶対に話してはいけません。
理由は簡単・・
パワハラ上司にバレるから!
バレることでパワハラの悪化にも繋がりかねません。
話しやすい同期や同僚に話せば、確かにそのときは気持ちが楽になります。
共感もしてもらって励ましの言葉をかけてもらえるかも。
でもそれ以上に同僚がアナタの話を口外しない保証ってありますか?
これってかなりハイリスクなことだと思いませんか?
人間てそんなに完璧な生き物じゃないんですよね。
ちょっとした世間話で、アナタが話したことを他の社員に話す可能性があるんです。
苦しさを共有したい&共感してもらいたい場合は、家族や社外の友人に話しましょう。
会社の同僚には話さないほうが吉です。
相談してはいけないNG例②:上司に相談してはいけない
会社の先輩からパワハラを受けていた場合はその部署の上司に、上司からパワハラを受けていた場合は、そのまた上司に・・というパターンですね。
これもまたNGです。
相談することで状況が好転することも勿論あります。
でも好転するかどうかは、その上司次第。
アナタの状況を正しく理解し、正しく判断してくれる保証は?
その上司は全てを公平に考えることのできる人?
その上司はパワハラの知識がある人?
正しく判断できなかった結果、対応が中途半端になってしまったり、逆にアナタの印象が悪くなってしまうリスクもあります。
安易に上司に相談しようとするのは得策ではありません。
同僚や上司にパワハラの相談をすることは非常にリスク
以上のことから、辛いからといって安易に同僚や上司に相談するのはハイリスク。
「この人なら信頼できるから大丈夫」と思っていても、その人が無意識にポロッとアナタのことを他の社員に話してしまえば最後・・・
悪気はなくても、パワハラを悪化させる原因にもなりかねません。
パワハラの相談て結局どこに相談すればいいの?
日頃受けているパワハラを相談したいけど、どこに相談していいか分からない・・。
私も毎日そんなことを思いながら、パワハラに耐えていました。
前職では会社に相談窓口がなく、当時はどこに相談すれば分からず途方に暮れました。
現職はコンプライアンスがしっかりしている会社に在籍しています。
そこで、今回は会社に相談窓口がない場合と、相談窓口がある場合、それぞれの状況に合わせた解説をしていきたいと思います!!
まず最初に:会社に相談窓口があるか確認しよう
まず最初にアナタの会社にパワハラに対する取り組みやされているか、相談窓口といった組織が設置されているか、確認しましょう。
令和元年の6月にパワハラ防止法が施行されました。
この防止法に基づいて、事業主はパワハラ防止に向けた対策を義務付けられています。
令和元年6月5日に女性の職業生活における活躍の推進等に関する法律等の一部を改正する法律が公布され、労働施策総合推進法、男女雇用機会均等法及び育児・介護休業法が改正されました(令和2年6月1日施行)。
本改正により、職場におけるパワーハラスメント防止のために、雇用管理上必要な措置を講じることが事業主の義務となります。
(引用元:厚生労働省)
もしかしたら2020年以降、アナタの職場でパワハラに関する研修実施、相談窓口の設置がされたかもしれません。
まずは会社の規則や組織、掲示板などの情報を確認しましょう。
会社がアナタのSOSを受け入れてくれる状態かどうか、確認してみましょう。
会社に相談窓口がある場合
会社にパワハラの相談窓口がある場合の相談方法です。
パワハラの相談窓口があるからと言って安心するのはまだ早いです!!
パワハラの相談窓口が設置されている場合、以下のようなポイントについてアナタの会社は大丈夫かどうか確認してみてください!
この確認ポイントは、相談者を守るために必要な約束事。
相談者自身と相談の内容が社内に漏れないことを約束しています。
また相談したことで、相談者が不利益(例えばパワハラ悪化や左遷、不当な労働)にならないことを約束しています。
社内に上記のような約束事を明示したうえで、公開されているかどうかは絶対に確認したほうが良いです!!
相談窓口を謳っているにもかかわらず、もしこういった約束事が明示されていない場合は、相談しないほうが安全です。
少し脅したように見えたらすいません。
でもここをしっかり確認してみてくださいね。
しっかりアナタ自身やアナタの相談内容を保護することを明示していたら、是非社内の相談窓口に相談してみてください。
不安であれば、相談する前に担当者に、約束の確認と徹底のお願いを伝えましょう。
会社に相談窓口がない場合
会社にパワハラを相談できる正式な窓口がない場合や、窓口はあるけど相談するのが不安な場合、社外の相談窓口に相談することをオススメします。
総合労働相談コーナー(リンク)
厚生労働省管轄の労働相談窓口です。
パワハラを含む労働全般の相談を受け付けています。
面談または電話でのどちらでもOK!
みんなの人権110番(リンク)
法務局管轄の電話相談窓口です。
パワハラの他、人権に関わる問題を受け付けています。
電話をかけると最寄りの法務局・地方法務局につながる仕組み。
企業契約の社外相談窓口
企業が契約することで利用できる窓口です。
社内の窓口がない代わりに、企業が契約している場合があります。
企業にアナタの情報が伝わる心配はありません。
もしアナタの勤め先が契約していた場合、是非利用しましょう。
相談する前に準備しておくべきこと:パワハラの履歴と証拠
パワハラの相談をする前に是非準備してもらいたいことがあります。
それはパワハラの履歴と証拠!
パワハラの履歴と証拠は、パワハラ問題を解決するうえで重要なアイテム。
履歴と証拠があれば、パワハラが行われていた事実を明らかにすることができるからです。
履歴や証拠を残すには、心的ストレスやエネルギーがかかりますが、後々アナタの強い味方になってくれるはず。
勇気を持って履歴と証拠を取っておくようにしましょう。
社内の相談窓口や社外窓口で、履歴と証拠を提示すると、担当者が状況を把握しやすくなりますし、解決に向けてスムーズに対応できるようになりますよ。
相談しても解決しない場合は?!転職した方が吉
相談しても解決されない場合は、すぐに転職した方が吉です。
なかなか解決に向けて動かない企業も残念ながら存在します。
また解決されないまま、またパワハラに苦しむのは、心身共に危険です。
ココロやカラダを壊す前に転職を考えることをオススメします!!
ほんと・・転職考えた方がいいです。
筆者は無駄にパワハラに3年間耐え続けて体重30キロ台まで落ちました。
カラダがボロボロになって、代わりに得たものってないんですよね。
ちなみに筆者は転職エージェントをオススメしています。
就職エージェントとは、就職のコンサルタントが、アナタに合った就職先の紹介を行ってくれて、面接対策や日程調整などなど、アナタの就職活動をトータルサポートしてくれるサービスのことです。
転職エージェントであれば、現在アナタが苦しんでいる状況を把握しながら、アナタに最善の転職先を紹介してくれます。
第二新卒にオススメの就職エージェント
入社3年目未満の方に特化した転職エージェントです。
内定・入社後もサポートしてくれます。
完全無料でサポート!【ウズキャリ第二新卒】
・選考企業毎に特化した面接対策◎
・83%以上が内定を獲得
・ブラック企業を徹底排除!
・カウンセラーも元既卒・第二新卒
・マンツーマンでサポート
第二新卒エージェントneo
・スピード感のある内定獲得も叶う
・相談しやすいエージェントのNo.1
・取引企業の多さが売り
・入社後もサポートしてもらえる
社会人にオススメの転職エージェント
毎日働く会社員の一番の悩みは「転職の時間が取れない」ということ。
忙しい会社員を効率よく徹底サポートしてくれるのが転職エージェントの強み。
日程調整や面談なども柔軟に考慮・対応してくれます。
転職成功の秘訣は【非公開求人】!/DODA
・80%が非公開求人!
⇨自分では探せない優良求人を紹介
・エントリーから内定までサポート
・丁寧なカウンセリングを実施
・転職のプロによるフォロー
20代向けの就職・転職に特化!!
マンツーマン対応のえーかおキャリア。
・マンツーマンで徹底的にサポート
⇨不安を解消しながら丁寧にサポート
・自分を最大限生かした転職活動に◎
・入社後の定着率97%
・内定獲得率81%
リクルートエージェント
・求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1
・キャリアアドバイザーが丁寧
・転職活動を丁寧にサポート◎
・非公開求人が圧倒的に多い!
⇨筆者はここで転職活動を成功できました
《番外編》企業の評判やクチコミが確認できる?!
※こちらは転職エージェントではありません
転職会議
・退職者や現役のリアルな声が聞ける
・年収や残業の実態を確認できる
⇨素の企業を知れるサイト
筆者も転職活動を行なっていたときに、このサイトにはお世話になっていました。退職者や現役の方が寄せる企業のクチコミってすっごいリアルなんです!
さらにその評価がリアルな数値として確認できます。
私は転職会議でクチコミを確認しながら転職活動をしていたので、変な企業にハマらず済みました・・!(ありがたい)
他の転職エージェントとこの転職会議も併用することをオススメします。
さいごに:正しく相談して正しく対処を!
・同僚や上司への相談は要注意!
・社内に相談窓口があるか要チェック
・相談者保護を謳っているかも要チェック
・不安なら社外の相談窓口へ!
・解消されないなら転職が吉!
・転職エージェントで効率良く転職◎
いかがでしたでしょうか?
パワハラの辛さは、本当に耐え難いものです。
相談したい気持ちも本当によく分かります!
ただ、アクションの仕方によって状況は大きく変わります。
慎重に丁寧に行動しましょう。
パワハラ防止法の施行で、企業もパワハラ防止や撲滅に向けて気をつけるようになってきています。
ただ意識レベルや知識は企業によってバラバラです。
でも!パワハラなんて絶対に許しちゃいけません!!
アナタ自身を守るために、行動していきましょう。
この記事が参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、有難うございました!